バイクに乗る時に必要なライディングギア(装備)の一覧と解説

オートバイを乗る際には車に乗る以上にいろいろな装備(ライディングギア)が必要となってきます。
もちろんお洒落や雰囲気を楽しむ装備もありますが、基本となるのは搭乗者の安全を守ることに重きを置いています。
そんなバイクの装備は法律で定められている物もあります。
そこで今回はバイクに乗る際にどのような装備が必要なのかを一つ一つ紹介していきたいと思います。
1.ヘルメット

日本でオートバイを乗る際はヘルメットをかぶる必要があります。
法律で定められており、違反すると1点の減点となります。
罰金や反則金は無く、1点の減点だけですので軽く考えがちですが、ヘルメットは命を守る大事な装備です。
ヘルメットを選ぶ際にはアライやショウエイといった日本製有名メーカーのフルフェイスヘルメットを強くおすすめします。
原付だから半キャップでいいや、と考える方もいるようですが、半キャップでは頭を守ることはできません。
バイク事故での死因の一位は頭部の損傷です。
これもきちんとしたフルフェイスヘルメットを使っていれば避けられた物がほとんどです。
アライやショウエイのフルフェイスヘルメットは高額になりますが、ヘルメットの値段は頭の値段、ここにはお金を惜しまないでください。
2.グローブ

グローブは法律で定められているわけではありませんので無くてもかまいません。
それでも、軍手でもいいのでつけておくと防寒対策や怪我の予防という点でかなり有効です。
可能であればオートバイ専用のプロテクター付きグローブがおすすめですが、軍手でも転倒した際は多少は守ってくれますので、つけておきましょう。
3.ブーツ
ブーツも法律で定められた装備ではありません。
しかし、ライディング用のブーツはシフトチェンジがしやすく靴紐が絡まる心配がないなど、よく出来ています。
転倒した際に負傷しやすいくるぶしをガードする仕組みになっていたり、つま先を守ったりなどプロテクション機能を持つブーツも多くあります。
ただ、ライディング用のブーツは使い勝手は良いのですが、バイクを降りて街歩き、となるとデザインが独特でちょっと目立つことがあります。
最近ではハイカットのスニーカーのようなライディングシューズもありますので、街歩きも考えるのでしたらそういったものがおすすめです。
4.胸部プロテクター
ヘルメットの普及によって頭部損傷が減ってたことで、死因の上位に上がってきたのが胸部の打撲です。
吹き飛ばされる際にハンドルに強く胸を打つことが原因です。
10年ほど前から胸部を守るプロテクターも販売されており、現在では装着しても違和感の無いような物も増えています。
安全のためにぜひ装着してほしいと思います。
5.ジャケット
オートバイ用のジャケットは、前傾した際に背中が出にくい構造になっていたり、バタつきが少ない、ベンチレーション機能を装備しているなど、長時間乗っても疲れにくい構造になっています。
プロテクターがついていたり、引き裂き強度が強いなどプロテクション機能を備えているジャケットも用意されています。
6.終わりに
全ての装備に言えることですが、オートバイ専用の装備類はデザインが独特で個性的な物が多くあります。
気に入る物を探すには一苦労するかもしれませんが、多少は目立つデザインになっていた方が安全には有効です。
そういったことも考慮して、選んでください。