オートバイの免許の種類と費用の一覧についての説明

オートバイに乗るには免許が必要です。
免許の種類と、ざっくりとした費用について説明します。
1.オートバイの免許の種類とおすすめ免許
日本の2輪免許は排気量とミッション形式ごとに定められており、
原付免許(原付1種)、小型二輪免許/AT限定小型二輪免許、普通二輪免許/AT限定普通二輪免許、大型二輪免許/AT限定大型二輪免許、
の4段階7種類の免許があります。
原付免許は50ccまで、小型二輪免許は125ccまで、普通二輪免許は400ccまで、大型二輪免許は排気量の制限はありません。
「AT限定」がつくと、マニュアルミッション車は乗れず、スクーターのようなオートマチック車しか乗ることができません。
大型二輪免許を取ってしまえばすべてのバイクに乗ることが可能です。
今まで一度もオートバイに乗ったことが無いような方でも、法律的には大型二輪免許を取ることは可能ですが、教習所では「まず普通二輪を取ってください」と断られることがほとんどです。
というわけなので、現在2輪免許を持っていない方は、普通二輪免許を取ってしまうことをおすすめします。
400ccまでのバイクに乗ることが可能になりますので、オートバイの選択肢は飛躍的に増えます。
現在の400ccバイクであればスペック的にも不満を感じることはあまりないと思いますが、物足りなさを感じたら大型二輪免許へステップアップ、という方法をおすすめします。
現在バイクの免許は持っていないが欲しいオートバイが1000ccなんだ、どうしても大型二輪免許を取らなければならないんだ、という方は教習所に相談してみてください。
まず普通二輪免許取得し、すぐに大型二輪免許の教習へ移行、という方法を勧めてくれると思います。
ちなみにオートバイの教習は全て教習所内のコースで行われ、路上教習は行われないのが一般的です。
2.免許取得にかかる費用は?
地域や学校によって多少の差はありますが、
小型二輪免許/AT限定小型二輪免許は15万円程度、
普通二輪免許/AT限定普通二輪免許は18万円程度、
大型二輪免許/AT限定大型二輪免許は25万円程度、
が目安です。
現在所有している免許によって価格は変わります。
4輪の普通運転免許しか持っていないという場合でも、学科教習が少なくなりますので安くなります。
また、教習所によっては通う時間を限定することで安くなる、紹介によって安くなる、などお得なプランが用意されているところもあります。
探してみてはいかがでしょうか。
メーカー直営のディーラーでよく行われる期間限定のキャンペーンで、自社のオートバイを新車で購入する場合は教習費用の一部を負担、といったことが行われています。
春と秋に多いのですが年に2回程度、ホームページでも告知されることもありますので、新車の購入を検討している方はこまめにチェックすることをおすすめします。
また「1発試験」という、免許試験場で実技試験を受けることで免許を取得することもできますが、合格率が低いためこれはおすすめできません。